シニア世代では炭酸水は体に悪いと思っている人が多い。しかし、今では健康ばかりかダイエットや美容にも良いと言われています。

我々シニア世代では炭酸飲料と言えばコーラ・ラムネなど糖分たっぷりの甘い飲み物でした。このことが原因なのか炭酸飲料を飲むと骨が解けるなどと言われ、できるだけ飲まない方が良いと言われていました。
しかし、今この炭酸水が見直されています。スパーなどでも、炭酸水と言う糖分が入っていない飲み物が大量にあります。そしてテレビなどでもスポーツの後等には炭酸水を飲むのが良いとか、美容や健康に良いと言う物まであります。そこで、炭酸水について調べてみます。

炭酸水とは
本来の炭酸水とは炭酸ガスだけを含んだ水です。しかし、市販の炭酸水には塩、クエン酸ナトリウム、炭酸水素カリウムなどを小量ふくませ、風味をよくしたものもありますが、糖分を含んでいないことが条件です。糖分を含んでいるものは炭酸飲料と言って区別しています。
炭酸水について WHO のレポートでは炭酸成分の体内カルシウム量に与える影響は無視できる程度であり普通の水と同程度に無害である。とされていて、ニューヨーク州などでは肥満や虫歯を防ぐため糖分を含む飲料ではなく、水や炭酸水を飲むことを市民に推奨しているそうです。（Wikipedia参照）
炭酸飲料ではありませんあくまでも糖分の入っていない炭酸水であることに注目してください。

炭酸水の効能

炭酸水は炭酸ガスを含んでいるのでこれを体内に取り入れると血液内の二酸化炭素濃度が高くなります。そのため、体は早く二酸化炭素濃度を下げるため血管を広げて血流を良くしようとします。つまり血行が促進され新陳代謝が高まります。 それと、炭酸水は運動などで体に溜まった疲労物質「乳酸」と結びつきやすい性質があるので、乳酸を早く排出できます、これが運動後の疲労回復を早めるのだそうです。
炭酸水の発泡効果が、胃腸に適度な刺激を与えることにより胃の粘膜を元気にしてくれたり、腸のぜん動運動が活発化して便秘解消にも役立つと言われます。
あと、適量飲むことにより胃が膨らむことで食欲を抑えるダイエット効果もあるとされています。

いつどのくらい飲むのか
原則は水と同じように飲めばいいのですが、効果を期待するなら、朝起きた時コップ一杯を飲むと腸のぜん動運動を促し、便通が良くなると同時に新陳代謝が良くなり一日の基礎代謝を上げてくれます。
ダイエットにと思うなら、食事の5分前ぐらいにコップ一杯ぐらい飲むと胃の膨満感で食事量を減らすことができます。また、食事とともに少しずつ飲むと胃の粘膜の保護になり、かえって食欲増進になるとのことです。
入浴時の脱水予防には、入浴前にコップ一杯を飲むのが効果的だそうです。
これだけでも一日に500ｍｌペットボトル一本は飲みますね。

ご存知の通りペットボトルの炭酸水は、一度開封すると徐々に炭酸が抜けてしまいます。大きなペットボトルを購入すると一人では飲みきれませんので、500mlペットボトルで購入するといいです。しかし、購入時にはまとめ買いをすると運搬が大変です。今はネット販売で一箱24入りで購入すれば送料無料買えるので便利です。

炭酸水を作る
炭酸水は、飲む以外にも顔や頭皮を洗う（実際には洗うというよりコットンにつけて2分ほどパックするらしい）という使い方もあるようです。これも血行促進で新陳代謝を促すことにより自然治癒力を上げると言うものです。実際に美容現場では使われているようです。

そこで、安く上げるために、使用量の多い人は自分で炭酸水を作るという選択肢もあります。
とにかく安く作るには、重曹とクエン酸を使い作るという方法があります。

必要なもの

　1.クエン酸
クエン酸は、価格帯も色々ありますが、国産の純度99.5％以上の食品用を選ぶようにしてください。健康のための物ですから、不純物等が添加されていたら本末転倒です。
このクエン酸には疲労回復効果だけではなく、いろいろな効能がある事が分かっています。
興味のある方は　クエン酸の効能　を参照してください。

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　2.重曹
　重曹も色々なものが売られていますが、国産の食用品質のものを使ってください。

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作り方
最初に水250mlにクエン酸小さじ1/2を溶かしクエン酸水を作ります。
そこに重曹小さじ1/2を混ぜると発砲が始まります、これで完成です。
しかし、この方法は化学反応ですので一緒にクエン酸ナトリウムが作られてしまい、少ししょっぱく感じます。全くの無味無臭よりこの方が飲みやすいという人が多いのですが、本当の炭酸だけの炭酸水を作りたいのであれば、炭酸水メーカーを使って、水に直接炭酸ガスを注入する方法があります。1リットルで30円から90円ほどで作ることが可能です。



炭酸水メーカーを使う方法

炭酸水メーカーは大きく分けて2種類あります、これは炭酸ガスの供給方法によるもので、ガスボンベを1回で使い切り（1本で1リットル）を作るタイプです。この方法ですと、WEB上の安売りの物を購入して使えばよいので注文も簡単です。
しかし、この方式ではボンベの値段が24本とか48本セットで買っても、1本あたり90円位になってしまいます。
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もう一つは1本のガスボンベ（メーカーではガスシリンダーと言います）をセットすると60リットル位作るまで使えるタイプです。
この方法では、1リットル当たり35円位になりますが、ガスシリンダーの購入方法が特殊で通販での購入の時は使い終わったガスシリンダーと交換での購入となり、シリンダーを届けてもらったときに、空シリンダーを返却しなければなりません。
販売店に購入に行けばその時に空きシリンダーを返却すればよいので楽です。ガスシリンダーの販売店は、ノジマ・エディオン・ケーズデンキ・ヤマダ電機・コジマなど有名店で扱っていますので、困ることはないと思います。　　取扱店はこちらで検索

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