Windows 10パソコンの故障の復元に必要なシステムイメージの作成方法
Microsoftでは、はっきりとシステムイメージは推奨しませんと言っているようです。
しかし、現状ではどうしてもシステムイメージが無いとハードディスクの故障の時には簡単に復元できないので、その解決策としてその他のバックアップソフトに頼るしかなさそうです。
バックアップソフトは、色々なメーカーで発売されていますので、どれを使うかは自己責任で行ってください。ここでは、気軽に使える無料ソフトで試したものを報告いたします。
今回試したソフト
EaseUS Todo Backup Freeと言うソフトです。このソフトは有償版ソフトの一部機能を使えるFreeのソフトですので無料で使えます。(窓の杜からダウンロードできます。ここをクリックしてください。)
tb free.exeファイルをダウンロードしたら、ダブルクリックして起動すると「言語」を聞いてくるので
日本語をして「OK」をクリックする。
機能選択画面が出るが、今回は無料のFreeバージョンでよいので、そのまま「次へ」をクリックする。
「同意」をクリックしないとインストールはできません。
インストール先を指定して「次へ」をクリックする。
通常はそのままでよい
追加タスクの選択画面が表示されるので、今回は「ディスクトップにアイコンを作成する」だけにチェックを入れて「次へ」をクリックする。
個人データ保存先の選択画面が表示されるので、「参照」をクリックして外付けハードディスクドライブのフォルダーを指定してください。(ハードディスクの空き容量は500GBぐらいもあれば十分だと思います)
良ければ「次へ」をクリックする。
インストールが始まります。
インストールが完了したら「完了」をクリックしてください。
ライセンス認証は「後で」をクリックしてください。
今回はディスク全体のイメージバックアップを取りたいので、「ディスク/パーティーションバックアップ」を選択してください。
バックアップを取りたいハードディスクの方にチェックを入れる。
この時赤枠の中に表示されているのがバックアップを取るハードディスクの内容全体ですのでハードディスクの完全バックアップを取るのであれば赤枠内全てのドライブににチェックを入れるべきです。
良ければ「実行」をクリックしてください。
評価の画面が表示されます。
評価するのも良いですし、評価はしないのなら「今後表示しない」をクリックする。
まだわからないので後でするのであれば、右上の×をクリックして締める。
この間にすでにバックアップは実行中ですので、画面には推定残り時間が表示されています。この時間はあくまでも推定時間ですので、増えたり減ったりしていますが、普通のパソコンであれば30分もあれば終了すると思います。
完了した時の画面です。今回のバックアップはハードディスクをバックアップを作った時点へ戻すための物ですので次回の実行日時の欄は「スケジュールがありません」と表示されています。
もし定期的にバックアップを取りたいのであれば、画面の左側のメニューより「システムバックアップ」をクリックしてください。
システムバックアップの画面で「スケジュール」の項目をクリックして自動バックアップのスケジュールを設定してください。
画面の例は毎週・月曜日・増分でバックアップが取れるように設定したものです。
自分の都合の良いスケジュールを設定してください。
良ければ「保存」をクリックしてシステムバックアップの画面でも良ければ「保存」をクリックしてください。
これで2つのバックアップが取れるわけですので、何かOSの調子が悪い時などの何日か前の状態に戻すことも、ハードディスクを交換した時も完全に復元することが可能です。
故障でハードディスクを交換した時の復元にはブータブルディスクが必要です。
ブータブルディスクでパソコンを立ち上げて復元を行うためレスキューディスクは必ず作っておいてください。
メニューの一番下の工具マークをクリックしてブータブルディスクの作成を選んでください。
CDのマークをクリックして、作成する場所がCDドライブになっていることを確認して「作成」をクリックする
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