windows 10で現在のネットワーク設定の状態を調べ設定する方法

Windows 10のネットワーク設定をする時、自分のパソコンの現在の状態を知らなければどこをどう変更すればよいのかわからないと思います。
そこで、まずは次の手順で自分のネットワークの状態を調べてください。

このサイトの図形の上でクリックすると図が拡大表示されます。戻る時は拡大表示の右下の×をクリックしてください。

「スタート」→「設定」で設定画面を表示する。





この例ではVer1809ですが、それ以前のバージョンでは各項目の位置が少し違う場合がありますが項目名は同じです。

「ネットワークとインターネット」をクリックします。



「状態」を選択して表示されているのがネットワークの現在の状態です。







赤丸部分に注目してください。
ここが「パブリック」となっている時は、このPCはネットワーク上のその他のデバイスから隠されて、プリンターやファイルの共有はできません。




ここが「プライベート」になっている時は、ホームネットワークまたは社内ネットワークなど、信頼できるネットワーク向けで、他のパソコンのネットワーク上に表示され、プリンターやファイルの共有が利用できます。
他のパソコンとファイルを共有するのであれば、「プライベート」でなければなりません。
もし「パブリック」になっているようなら、次の手順で変更してください。

「接続プロパティの変更」をクリックして変更画面い移動してください。






「パブリック」にチェックが入っていたら、「プライベート」にチェックを入れて変更してください。
変更し終わったら、左上の←で設定に戻り「状態」をクリックして「プライベートネットワーク」に変更されていることを確認してください。


これで、ファイルの共有が設定できる状態になっただけですので、これだけではまだファイルの共有が出来るわけではありません。

共有オプションの設定（ファルダー共有を行う方法）

ファイルの共有を行うには共有オプションで「フォルダーの共有」を有効にします。

先ほどの続きで、「ネットワークの状態」の画面で「共有オプション」をクリックする。






「プライベート（現在のプロファイル）」欄の「ネットワーク検索を有効にする」と「ファイルとプリンターの共有を有効にする」にチェックを入れてください。




「すべてのネットワーク」欄の「共有を有効にして、ネットワークアクセスがある場合はパブリックフォルダー内のファイルを読み書きできるようにする」にチェックを入れる。

アクセスするパソコンがパスワードを設定していないときは、「パスワード保護を無効にする」にもチェックを入れてください。

追加情報（パスワード保護が変更できない場合）

バージョン1809にアップデート後に多く報告されている事項に、パスワード保護共有の設定を無効にしても設定が戻ってしまい変更ができないことが発生しています。
こんな時は、「パスワード保護共有が変更できない」をご覧ください。

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