Windows 10 Ver1809 64ビットへ編集ソフトELWIN Ver10.02をインストールしてみたので、詳細を報告します。

Windows 10のVer1909以降のバージョンでは状況が変わってしまいました。アップデートが行われるたびに状況が変わってしまいます。詳しい状況は「ELWIN・J-Powerを今でも使っている方々へ」のプログをご覧ください。


Windows Xp用に開発された日本語組版ソフトのELWINの最後のバージョン(Ver10.02)を、Windows 10のバージョン1809にインストールしてみましたのでその詳細を報告します。
ELWINの、このバージョンはプログラム単独販売もされているもので、ドングルとセット販売ですので、ドングルがないと起動できないバージョンです。その上、メーカーはWindows XPまでの動作保証しかしていませんので、当然不具合についても何の解決策も提供されていませんので自己責任で行ってください。

インストールプログラムは、Windows XP用であるためそのままではインストールできません。その為互換モードを使ってインストールする事になるのですが、互換モードを使うには色々な方法があります。この互換モードがWindows 10のバージョンにより微妙に違うようでインストールした後の結果が少しずつ違っているようです。前回実験を行った時は、ほとんど問題なく使えていたはずなのに、Ver1809になってから少々問題が発生しているようです。
編集ソフトをインストール済みのパソコンをWindows updateからバージョンアップしたものはほとんど問題無い事から、インストール時の互換モードに問題があることが推測されるため、今回はWindows 10 Ver1809に新規でのインストール実験を行ってみました。ここで、今市販で入手できるWindows 10パソコンはほとんどが64ビットであることからOSバージョンは64ビットを使ってみました。

このサイトの図形の上でクリックすると図が拡大表示されます。戻る時は拡大表示の右下の×をクリックしてください。
インストール方法

互換モードを使う時、自分で互換モードを指定してインストールする方法もあるのですが、今回は最初に推奨設定モードでインストールして、インストールしてから他の互換モードを試すやり方で行ってみます。


インストールCDをセットして、CDドライブの上でマウスの右ボタンでメニューを表示させて、その中から「開く」をクリックして、CDの内容を表示させます。







その中から「setup.exe」の上でマウスの右ボタンでメニューを表示させ、「互換性トラブルシューティング」を実行します。




「推奨設定を使用する」を選択する。







「プログラムの互換性設定をテストします。」が表示されるので、「プログラムのテスト」をクリックする。






その後、画面下方に注目すると「アクセス許可」の警告が表示されているので、これをクリックする。



ユーザーアカウント制御の画面が表示されるので「はい」をクリックする。






「PROXELWIN XV」のインストール画面が表示されるので、ドングルが接続されていないことを確認後、「はい」をクリックする。




使用許諾契約が表示されるので、「はい」をクリックする。





ユーザー情報入力画面が表示されるので、入力後「次へ」をクリックする。






インストール先はそのままで「次へ」をクリックする。






コンポーネントの選択画面もそのまま
で「次へ」をクリックする。






セットアップステーサスのページで完了まで待つ







インストールが完了したら「はい、今すぐコンピュータを再起動します。」で「完了」をクリックする。



「Windows 10にELWIN Ver9.01をインストールする」から来た方はここをクリックして戻る

Windows OSが32ビットの場合は再起動後に、ドングルを差してからしばらく待ってドングルドライバーがインストールされてから、立ち上げればそのまま正常に起動します。
このままの状態ですと、編集ソフトを立ち上げない状態で、以前作ったファイル名をダブルクリックすると、最初の1つ目のファイルだけは編集ソフトが立ち上げり正常にファイルも開くことができます。
そのままの状態で、次のファイル名をダブルクリックしても無視され何も開きません。編集ソフトの「ファイル」→「開く」からなら何の問題もなくいくつでも開くことができます。

問題点の解決方法
この問題点はを解決する方法の一つを紹介します。
解決策の一つと申しますのは、初期の互換モードのやり方により微妙に結果が違うようなので、今回行った互換モードでのインストール時に有効な方法と言う事で紹介させていただきます。
編集ソフトのショートカットの上でマウスの右ボタンでメニューを表示させて、「管理者として実行」を選択して一回だけ管理者として実行します。
その後、ファイルをダブルクリックして編集ソフトも起動させても何の問題なく起動するようになります。不思議なことに次からは何も特別なことをしなくてもファイルのダブルクリックでも問題はありません。

64ビットOSでの問題
しかし、OSが64ビットの場合はドングルドライバーをインストールしなければなりません。

ドングルドライバーインストール方法をご覧ください

もう一つ、64ビットの場合にOSバージョン1809の場合このままだと、ドキュメント書式などの「文字サイズ・送り」の欄が浮いていない状態で入力することができません。

今のところ解決策としては、「編集ソフトショートカット」の「プロパティ」→「互換性」→設定欄の「管理者としてこのプログラムをを実行する」にチェックを入れて「OK」をクリックしておく。
これで書式の文字サイズの欄は入力可能になります。
ただし、編集ソフトを起動するたびに、「ユーザーアカウント制御」の許可を聞いてくるようになります。
どうしても煩わしい時は、このユーザーアカウント設定をレベル最低の「通知しない」に設定すれば聞いてこなくなります。
ユーザーアカウント設定の方法については「ユーザーアカウント設定方法」をご覧ください。
なおこのドキュメント書式の文字サイズ入力ができない問題は、64ビットOSだけで起こる事が確認できています。今のところ解決策は管理者権限でプログラムを実行することぐらいしか見当たりませんが、Windows 10の64ビットOSでも、Windows updateからバージョンをアップしている人の中に、問題ないという人もいるようなのでその原因が解明できればもっと良い解決策が見つかる可能性もあります。

以上で私の実験環境でのWindows 10 Ver1809へのELWIN10.02のインストールは完了ですが、たぶんWindows 10の新しいバージョンを新規で既存のネットワークに接続する場合は、ネットアークに他のパソコンが表示しない問題(windows 10 ネットワーク接続で他のパソコンが見えないを参照のこと)や、ネットワークの共有ホルダーが開けない問題(Windows 10 Ver1809で共有フォルダーが開けないを参照のこと)などの現象が現れる方が多いと思いますのでそれぞれのサイトをご覧ください。

↓ちょっと気になる商品紹介ページです。↓




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